送迎表メーカー
車両の定員と利用者の地区タグから、曜日・時間帯(朝/夕)ごとに「どの便に誰を乗せるか」を自動で組みます。デイサービス・園・施設などの送迎に。
設定
車両(定員)
送迎に使う車と定員を登録します。定員は乗車可能な人数です。
便(朝・夕 × 車両 × コース)
時間帯(朝=迎え/夕=送り)ごとに、どの車で走るかを登録します。コース名は任意(北コース等)。
利用者
氏名・地区タグ・利用曜日(例 月火水木金)を入力します。希望便を選ぶとその便へ優先配置(定員内)。在籍=休止にすると送迎対象から外れます。
当日の調整(曜日を選ぶ → 欠席をトグル → 再パック)
下の一覧で欠席者にチェックを入れると、その日だけ送迎から外して自動で組み直します(この設定は曜日ごとに保存されます)。
便別乗車表(選択中の曜日・地区順)
使い方(3ステップ)
- 車両と便を登録 — 「車両」に車と定員を、「便」に朝・夕それぞれの便(どの車で走るか)を登録します。コース名は任意です。
- 利用者を入力 — 氏名・地区タグ・利用曜日を入れます。地区タグが同じ人は、なるべく同じ便にまとまるように配置されます。特定の便に乗せたい人は希望便を選びます。
- 曜日を選んで確認・印刷 — 曜日タブで表示を切り替え、便別の乗車表を確認します。当日の欠席はチェックで外して再パック。定員に入りきらない人は「積み残し」として警告します。便別乗車表はA4で印刷(便ごとに改ページ)でき、運転手に渡せます。
画面の例

デイサービスの送迎表(送迎計画)をこのツールで作る
このツールが引き受けるのは、デイサービス(通所介護)の送迎表のうち乗車の割り振りだけです。上の入力欄がそのまま必要な3つの情報に対応しています——「車両」に号車と定員、「便」に朝(迎え)・夕(送り)をどの車で走るか、「利用者」に氏名・地区タグ・利用曜日。この3つを入れておけば、曜日を選ぶだけで便別の乗車表が出ます。実際の現場でよくある2つの場面で、操作の流れを見ていきます。
例1:曜日ごとに利用者が違う
利用曜日に「月水金」「火木」のように入力しておけば、曜日タブを切り替えるだけで、その日に来る方だけを対象にした便別乗車表が出ます。曜日ごとに表を作り分ける必要はありません。長期の休みに入った方は、利用者の在籍を「休止」にすると送迎対象から外れます。
例2:朝、当日の欠席連絡が入った
「当日の調整」で欠席者にチェックを入れ、再パックします。「固定便を維持して再パック」を選んでおけば、欠席者を抜くだけで他の方の乗車便は動きません。運転する職員が覚えた並びを保ったまま、その日ぶんの乗車表を出し直せます。
なお、送迎の実施方法・記録・体制に関する制度上の要件は、本ツールおよび本文では判断しません。手作業(表計算ソフト)での作り方や、定員に乗り切れない人が出たときの考え方は、次のQ&Aでくわしく解説しています。
活用シーンと運用のコツ
幼稚園・保育園の通園バスの編成替え
園児が入れ替わる新年度、バス停のエリア名(○○団地・駅前など)を地区タグにして登録します。どの便にも乗り切らない園児は地区名つきで「積み残し」警告に出るため、席が足りないエリアが分かり、台数や周回の検討材料になります。
放課後等デイサービスの学校迎え
迎え先が学校になる放課後等デイでは、地区タグに学校名を入れると、同じ学校の児童がなるべく同じ便にまとまります。曜日ごとに利用契約が違っても、利用曜日を入れておけばその曜日の児童だけの乗車表を曜日タブで出せます。
車両入れ替えの机上検討
定員を書き換えると全曜日が再計算され、積み残しの出る曜日が横断警告に出ます。「定員8の車を定員5に替えても回るか」といった検討は、定員を書き換えて警告を確認し、元に戻すだけで試せます。
- 地区タグの表記を揃える — タグは文字どおりの一致でまとめられ、「北町」と「北町2丁目」は別地区扱いです。丁目まで分けず、便のまとまりに合う大きめの区分で統一してください。
- 欠席チェックは翌週も残る — 欠席は曜日ごとに保存され、翌週の同じ曜日にも残ります。週明けは「この曜日の欠席をクリア」で消してから使ってください。
- 希望便の指定は最小限に — 希望便の人は地区のまとめ込みより先に席を確保するため、多用すると地区のまとまりが崩れます。満席時は自動で別の便へ回り、警告が出ます。
- 定員は利用者が座れる席数で — 車検証上の乗車定員ではなく、運転手・添乗職員の席を除いた、実際に利用者が乗れる人数を登録してください。
よくある質問
- 走行ルートや順路は自動で決まりますか?
- いいえ。このツールは地図・ルート最適化を行いません。地区タグで同じエリアの人を同じ便にまとめ、定員の範囲で「誰をどの便に乗せるか」だけを決めます。乗車表は地区順に並ぶので、実際の順路は現場で並べ替えてご利用ください。到着時刻や距離の計算はしません。
- 定員をオーバーしたらどうなりますか?勝手に詰められませんか?
- 定員は必ず守ります。どの便にも乗り切れない人は「積み残し」として一覧と警告で明示し、無理に詰め込むことはしません。積み残しが出たら、定員の大きい車に替える・便を増やす・利用曜日を分けるなどで調整してください。地区が1便に入りきらない場合は複数便に分かれ、その旨も警告します。
- 当日の欠席や、決まった結果の再現性は?
- 曜日タブで日を選び、欠席者のチェックを入れると自動で組み直します。「固定便を維持」を選べば、欠席者を抜くだけで他の人の便は動きません(運転手が覚えた並びを保てます)。割当は乱数を使わない決定的な計算なので、同じ入力なら何度作っても同じ結果になります。入力データはすべてお使いのブラウザ内(localStorage)にのみ保存され、サーバーには送信されません。共有・バックアップにはCSV出力をご利用ください。
- 「固定便を維持して再パック」で欠席を取り消すとどうなりますか?
- 固定便の維持は前回の並びから欠席者を抜くだけの処理です。あとから対象に戻った方や追加した利用者は元の便へは戻らず、空いている便に順に追加され(空席が無ければ積み残し)、氏名つきの警告が出ます。並びを整え直すときは、このチェックを外して再パックを押してください。
- 同じ車で2回走る「ピストン運行」はできますか?
- できます。便は時間帯×車両×コース名の組なので、同じ車両の便を2行登録すれば、別々の枠として定員まで乗せられます。コース名を「1便目」「2便目」として区別してください。出発時刻の管理はしないため、運行の時刻は現場でご調整ください。
- 印刷するとどのような帳票になりますか?
- 便ごとに改ページした運転手渡し用の乗車表です。No.・氏名・地区・確認の4列で、「確認」列は空欄のまま出るので乗車時のチェック欄に使えます。先頭に名称・曜日・作成日・対象人数、末尾に積み残しの一覧(ある場合)が付きます。
※このツールはサーバー送信・通知・共同編集・法改正の自動追従は行いません。また地図・経路探索・到着時刻の計算も行いません。便組みはすべてお使いの端末内で完結し、同じ設定なら常に同じ結果になります。
※ 入力はブラウザ内保存のため消えることがあります。大事なデータはCSVで保存してください(データの取り扱い)。