RFM分析
購買履歴(顧客名・日付・金額)を貼り付け、どの列が何かを指定すると、顧客ごとのR(最終購買からの日数)・F(購買回数)・M(合計金額)を五分位で5段階に採点し、優良・離反危機・新規・一般にセグメント分類します。エクセルは不要です。
🔒 貼り付けた購買履歴・顧客名はすべてお使いの端末内(ブラウザのlocalStorage)でのみ処理・保存され、サーバーには一切送信されません。結果の保管・共有にはCSV出力をご利用ください。
1. 購買履歴を貼り付け
1行目を見出しとして、顧客名・日付・金額を含む表を貼り付けます(エクセルからのコピー=タブ区切り、CSV=カンマ区切りのどちらも可)。日付は 2026-07-13 / 2026/7/13 などに対応。
2. 列を指定・基準日
基準日(既定=今日)から各顧客の最終購買日までの日数が R になります。
3. セグメント別サマリ
4. スコア付き顧客一覧(見出しクリックで並べ替え)
使い方(3ステップ)
- 購買履歴を貼り付ける — 顧客名・購買日・金額を含む表を、エクセルやCSVからコピーして貼り付け、「この内容で分析」を押します(CSVファイルの取込も可)。
- 列と基準日を指定 — どの列が顧客名/日付/金額かを選び、基準日(既定=今日)を確認します。列は見出しから自動推測されます。
- 結果を確認・出力 — 顧客ごとのR/F/Mスコアとセグメントが表示されます。見出しクリックで並べ替え、「スコア付き一覧CSV」で結果を出力できます。
画面の例

活用シーンと運用のコツ
ネットショップ・通販の月次フォロー
月初に前月までの受注一覧(注文者名・注文日・金額)を貼り付け、「離反危機」に分類された顧客をクーポンやフォローメールの送付先候補に絞り込みます。
美容室・サロンの離反予兆チェック
予約台帳やPOSから来店履歴を書き出して貼り付け、「以前はよく来ていたのに最近見ない」離反危機の層を再来店DMの対象にします。
BtoB営業の訪問優先度付け
得意先別の受注データから、Mスコアが高いのにRスコアが下がってきた取引先を訪問リストの上位に回します。初期表示のサンプル(法人取引の形)で動きを確かめてから、自社データに差し替えられます。
運用のコツ・注意点
- 顧客名の表記ゆれに注意 — 集計は顧客名の文字列が一致するかどうかで行われ、「株式会社アルファ」と「アルファ(株)」は別顧客に分かれます。貼り付け前に元の表側で表記を統一してください。
- 期間と基準日を固定する — スコアは貼り付けた履歴の中での相対評価です。「直近12か月・基準日は月末」のように毎回同じ条件でそろえると、月ごとの推移を比較できます。基準日を変えると自動で再計算されます。
- 警告表示を確認する — 日付を読めない行は除外、金額を読めない行は0円として集計され、件数付きで警告が出ます。出たら列指定と元データを確認してください。
- 定点観測はCSVで残す — 「CSV出力(保存用)」は基準日と列指定ごと保存され、再取込でその時点の分析をそのまま復元できるため、月次のスナップショットに向いています。
よくある質問
- 5段階スコアはどうやって決めていますか?(五分位・閾値方式)
- 各指標の値を小さい順に並べ、20/40/60/80パーセンタイル値(nearest-rank法: N件中 ceil(k/100×N)番目の値)を境界とします。R(最終購買からの日数)は小さいほど新しいので、境界値以下から順に 5→1。F(購買回数)・M(合計金額)は大きいほど良いので 1→5。境界は「値そのもの」と比較するため、同じ値には必ず同じスコアが付きます(順位平均は使いません)。同値が多い指標や顧客数が少ない場合は、5段階が偏ることがあります(これは仕様です)。乱数は使わず、同じ入力なら常に同じ結果になります。
- セグメント(優良・離反危機・新規・一般)の定義は?
- RスコアとFスコアの組み合わせで判定します(下表)。1件の顧客が複数条件に当てはまることはありません(定義が重ならないように設計しています)。
セグメント 条件 意味 優良 Rスコア ≧ 4 かつ Fスコア ≧ 4 最近よく買っている中心顧客 離反危機 Rスコア ≦ 2 かつ Fスコア ≧ 3 以前は頻繁だが最近離れ気味 新規 Rスコア ≧ 4 かつ Fスコア ≦ 2 最近来たが回数はまだ少ない 一般 上記以外 その他 - 入力したデータはどこに保存される?
- 貼り付けた購買履歴・顧客名は、お使いのブラウザ内(localStorage)にのみ保存され、サーバーには一切送信されません。「CSV出力(保存用)」は元データを丸ごと保存でき、再取込で同じ分析を復元できます。「スコア付き一覧CSV」は結果を人が読む用の出力です。
- エクセルの表をそのまま貼り付けられますか?列の順番は?
- 貼り付けられます(タブ区切りとして読み取られます)。列の順番は自由で、見出しに「顧客」「日付」「金額」「売上」などの語があれば対応する列が自動推測されます。外れたら「2. 列を指定」で選び直せます。
- 「日付を解釈できず除外」と出ました。どの形式なら読めますか?
- 「2026-07-13」「2026/7/13」など西暦4桁+月+日がそろった形式に対応しています(区切りは - / . も可)。年のない「7/13」や和暦は読めず、その行は除外されます。金額は「¥12,000」「12000円」のように記号付きでも数字部分を読み取ります。
- 同じ顧客の行が複数あるとき、返品(マイナス金額)の行はどう扱われますか?
- 顧客名が同じ行はひとまとめにされ、F=その行数、M=金額の合計、Rの起点=いちばん新しい購買日になります。マイナス金額はMから差し引かれますが、行数としては1回と数えるためFが実態より多くなります。返品・取消の行は貼り付け前に除いておくとよいでしょう。
※このツールはサーバー送信・通知・共同編集は行いません。分析はすべてお使いの端末内で完結します。スコアは相対評価(顧客集団の中での5段階)であり、絶対的な優劣を示すものではありません。
※ 入力はブラウザ内保存のため消えることがあります。大事なデータはCSVで保存してください(データの取り扱い)。