備品・貸出管理台帳
備品マスタと貸出記録を入力すると、備品別の貸出中数・在庫残を自動計算します(在庫残=総数−貸出中)。総数超過や返却予定日の超過は隠さず警告します。
在庫と返却の状況(全体)
在庫一覧(在庫残マイナス=赤)
貸出中一覧(返却予定が近い順・超過=橙)
備品マスタ
管理番号・名称・総数・保管場所を登録します。ここで登録した備品が貸出記録の「備品」欄で選べます。
貸出記録
貸出日・備品・借用者・数量・返却予定日を入力します。返却日を空にすると「貸出中」として集計されます。返却時に返却日を入力してください。
使い方(3ステップ)
- 備品マスタを登録 — 「備品マスタ」に管理番号・名称・総数・保管場所を入力します。CSV取込で既存の台帳を読み込むこともできます。
- 貸出を記録 — 「貸出記録」に貸出日・備品・借用者・数量・返却予定日を入力します。返却日は空のままにしておき、返却されたら日付を入力します。
- 在庫残と返却期限を見て動く — 備品ごとの貸出中数と在庫残(在庫残=総数−貸出中)がその場で計算し直され、在庫一覧では在庫残がマイナスの行が赤、貸出中一覧では返却予定を過ぎた行が橙で表示されます。赤い行は入力の取り違えを直し、橙の行は借用者へ返却を促す、という順で片づけていけます。棚の前や朝礼で使う紙が要るときは「🖨 台帳を印刷」から出力し、印刷画面で出力先をPDFに切り替えればファイルとしても残せます。
画面の例

貸出台帳が効いてくる現場と、続けるための工夫
想定している貸出の現場
- 総務・情シスの社内貸出 — ノートPCやプロジェクター、モバイルルーターなど、部署をまたいで借りられていく備品の行き先管理に。貸出中一覧で、誰に何台出ていて、どれから督促すべきかがすぐ分かります。
- 学校・部活動・研究室の器材管理 — カメラ・楽器・実験器具を学生に貸し出す台帳として。管理番号を付けておけば同型の器材も区別でき、年度替わりにはCSV出力で台帳ごと次の担当者へ引き継げます。
- 自治会・イベントの物品貸出 — テントや折りたたみテーブルを行事のたびに貸し出す場面で。在庫残を見ながら受け付ければ、当日の数不足を防げます。
台帳が崩れる典型パターンと、その避け方
- 返却は行の削除でなく返却日の入力で — 返却日を入れると在庫残に戻り、記録も履歴として残ります。行を削除すると貸出の事実ごと消えてしまいます。
- 返却予定日は必ず入力 — 予定日が空の貸出は期限超過の警告対象にならず、貸出中一覧でも末尾に回ります。「貸出時に予定日まで入れる」を決めごとにすると台帳が機能します。
- 備品の削除は返却処理を済ませてから — 未返却の記録を残したまま備品マスタの行を消すと、その記録は「備品不明」として警告されます。廃棄・入れ替えの際は、先に返却日を埋めてください。
- 行を追加したら備品欄を選び直す — 「+ 貸出記録を追加」で増やした行には、貸出日=今日・数量1・備品=マスタの先頭が初期値として入ります。そのままだと先頭の備品の在庫残が減るため、追加直後に備品と返却予定日を確認してください。
- 在庫残が赤くなったら、実物より先に記録を疑う — 総数4の備品に未返却の記録が2件・合計5個紐づいていれば、在庫残は4−5で−1となり、在庫一覧のその行が赤くなります。よくある原因は二つで、廃棄や紛失に合わせて総数だけを減らしたのに古い貸出記録が未返却のまま残っているか、返ってきた分の返却日を入れ忘れているかです。棚へ現物を数えに行く前に、その備品の貸出記録を上から確認して返却日の空欄を探すほうが早く原因を特定できます。
よくある質問
- 在庫残・貸出中はどう計算される?
- 備品ごとに、返却日が空(=まだ返っていない)貸出記録の数量を合計したものが「貸出中数」、総数からそれを引いたものが「在庫残」です。たとえば総数5の備品を3個貸出中(別の2個は返却済み)なら、貸出中3・在庫残2と表示します。在庫残がマイナスになる(総数を超えて貸し出している)場合は、入力ミスの可能性があるため赤で警告します。
- 返却予定を過ぎた貸出はどう分かる?外部に送信される?
- 返却日が空で、かつ返却予定日が今日より前の貸出記録を「返却期限超過」として橙色で表示し、超過日数を出します。貸出中一覧は返却予定日が近い順に並ぶので、督促すべき順に確認できます。入力したデータはすべてお使いのブラウザ内(localStorage)にのみ保存され、サーバーには一切送信されません。共有・バックアップにはCSV出力をご利用ください。
- 総数や数量に小数・マイナスを入れるとどうなる?
- 集計では小数点以下を切り捨てた整数として扱い、マイナスの値は0として扱います(総数に2.7と入れても2として計算されます)。また、返却日が空のまま数量が0の記録があると、警告欄に数量の入力を促すメッセージが出ます。数量0では貸出中数に加算されません。
- 複数人・複数端末で同じ台帳を使える?
- リアルタイムの共同編集はできません。データは端末のブラウザ内に保存されるため、担当者間で受け渡す場合は「編集した人がCSV出力→次の人が取込」の運用になります。取込は全置き換えのため、二人が同時に別々の変更をすると後から取り込んだ内容だけが残ります。編集の担当を一人に決めておくのが安全です。
- 印刷される台帳には何が含まれる?
- 作成日、集計(備品種類・貸出中・在庫マイナス・返却期限超過)、在庫一覧、貸出中一覧(未返却のみ・超過日数付き)が印刷されます。返却済みの貸出履歴は印刷されないため、履歴も残したい場合はCSV出力を併用してください。ブラウザの印刷画面からPDF保存もできます。
※このツールはサーバー送信・通知・共同編集・法改正の自動追従は行いません。集計はすべてお使いの端末内で完結します。
※ 入力はブラウザ内保存のため消えることがあります。大事なデータはCSVで保存してください(データの取り扱い)。