レジ金計算・金種計算ツール
紙幣・硬貨の枚数を入れると実査現金合計を自動計算し、釣銭準備金とレジ記録売上から過不足を判定します。
金種表(枚数を入力)
レジ締め設定
レジ記録売上 = POS・レジロール上に記録された当日の売上のうち、現金で受け取った分。カード・QRなどキャッシュレス決済の売上は含めません。
締め結果
日次履歴
使い方(3ステップ)
- 金種表に枚数を入力 — 1万円札から1円玉まで、レジ内の現金を数えて枚数を入れます。金種ごとの金額と実査現金合計が自動で計算されます。
- 釣銭準備金とレジ記録売上を入力 — レジに最初から入れておく釣銭準備金と、POS・レジロール上の当日売上(現金で受け取った分)を入れます。
- 過不足を確認・記録 — 「過不足 = 実査合計 − 準備金 − 売上」を一致(緑)/不足(赤)/過剰(橙)で表示。「本日の結果を記録」で日次履歴に残せます。
画面の例

レジ締め・レジ金計算での使い方
「レジ金」はレジの引き出しに入っている現金全体のことで、その内訳は朝に入れた釣銭準備金 + その日に入ってきた現金売上です。レジ締めでやることを分解すると、①レジ金を金種ごとに数えて合計を出す(金種計算)、②そこから釣銭準備金を差し引く、③残った金額がレジに記録された売上と合うかを見る、の3つに整理できます。上の金種表とレジ締め設定は、この①〜③をそのまま入力欄にしたものです。入力の順番は前述の「使い方(3ステップ)」のとおりで、金種ごとの掛け算と合計、過不足の判定は自動で行われます。
「レジ金」と「釣銭準備金」の使い分け
金種表で出るのは実査現金合計(レジ金の全額)で、これは売上そのものではありません。開店時に用意した釣銭準備金が含まれているためで、売上と突き合わせる前に「釣銭準備金」欄の金額を差し引く必要があります。この差引を忘れると、準備金の分だけ丸ごと「過剰」に見えてしまいます。準備金の額は日ごとに変えず一定にしておくと、毎日同じ数字を入れるだけで済み、突き合わせも速くなります。
両替・翌日の釣り銭準備にも使う
締めたあと、翌日ぶんの釣銭準備金を組み直すときにも金種表が使えます。「500円玉◯枚・100円玉◯枚…」と必要な枚数を先に決めておき、いま手元にある枚数と見比べれば、何をいくら崩せばよいかがそのまま両替の依頼内容になります。金種ごとの金額と合計はその場で出るので、両替して戻ってきたお金の確認にも同じ画面が使えます。
レジ金計算でつまずきやすいのは、数え間違いよりも「何と何を比べるか」の取り違えです。よくある原因は次の4つです。
- 釣銭準備金の引き忘れ・二重計上 — 準備金を差し引かずに売上と比べる、あるいは手計算でも引いたうえでツールにも入れてしまう。
- キャッシュレス売上を混ぜて比べている — カードやQR決済の分はレジに現金として残りません。「レジ記録売上」には現金売上の金額を入れます。
- 営業中の両替・レジからの出金が記録にない — 現金は動くのに売上には現れないため、記録が漏れるとそのまま差額になります。
- 千円札と小銭の数え間違い — 枚数が多い千円札や、大きさの近い硬貨は数え直しの優先度が高い箇所です。
それでも差額が残るときは、金額を無理に合わせず、数字と確認した経緯を記録に残したうえで締めます。原因の切り分け手順や、準備金をいくらにするかの考え方は次のページで解説しています。
活用シーンと運用のコツ
飲食店や小売店の毎日のレジ締めでは、閉店後にレジ担当者が現金を数えて金種表に入力し、「本日の結果を記録」で日次履歴に残す使い方が基本です。履歴には日付ごとに実査計・準備金・売上・過不足が新しい順で並ぶため、「特定の曜日だけ不足が続く」といった傾向を店長が後から見返す材料になります。
学園祭やバザー、キッチンカーのようにPOSレジがない現場の売上金精算にも向いています。開始前に釣銭準備金の金額を入れ、終了後に現金を数え、「レジ記録売上」には伝票や手書きメモから集計した現金売上の合計を入力します。「印刷(締め報告書)」を押すと、入力画面ではなく、金種ごとの枚数と金額・実査現金合計・準備金・売上・過不足をまとめたA4縦の報告書が印刷され、精算書類への添付にそのまま使えます。
- 端末とブラウザを固定する — 入力と履歴の保存はブラウザ単位です。店のタブレットと私物スマホを行き来すると履歴が分かれます。端末を替えるときはCSV出力→取込で、設定と履歴をまとめて移せます。
- 記録は1日1件・締めの確定後に — 「本日の結果を記録」は当日の日付で保存され、同じ日に2回押すと上書き確認が出ます。営業途中の中間チェックでは押さず、締めの確定値で記録します。
- 締め報告書は画面のいまの値で作られる — 印刷対象は金種表と設定の現在値で、履歴の過去の行を選んで印刷することはできません。締めた当日に印刷して保管するのが確実です。
- 枚数欄は0以上の整数のみ — マイナスの値は0枚扱い、小数は切り捨てになります。返金分を枚数のマイナスで表現せず、実際の枚数をそのまま入力してください。
よくある質問
- 過不足が出たらどうすればいい?
- よくある原因は上の「レジ締め・レジ金計算での使い方」にまとめています。数え直しと釣銭準備金・レジ記録売上の確認をしても差が残る場合は、つり銭の渡し間違い・レジ打ち漏れ・返金処理の記録漏れなどが原因のことが多いです。金額が合わないまま締めず、差額と確認した経緯を記録として残しておくと後日の突き合わせに役立ちます。このツールは差額を隠さず表示します。
- 入力したデータはどこに保存される?
- すべてお使いのブラウザ内(localStorage)にのみ保存され、サーバーには一切送信されません。別の端末やブラウザには引き継がれないため、保管・共有にはCSV出力をご利用ください(設定と履歴をまるごと復元できます)。ブラウザのデータを消去すると履歴も消えます。
- 過去の日付の締め結果を後から履歴に入れられますか?
- 「本日の結果を記録」で保存できるのは当日の日付だけです。過去分をまとめて入れたい場合は、CSV出力したファイルに #HISTORY 行(日付・実査計・準備金・売上の順、日付は YYYY-MM-DD 形式)を追加して取り込む方法が使えます。日付の形式が不正な行は読み飛ばされます。
- レジが2台以上ある場合はどう管理すればいいですか?
- 保存領域はブラウザに1つで、同じ日付の記録は1件だけのため、同じ端末で複数レジを記録すると履歴が混ざります。レジごとにCSVファイルを分け、締めのたびに該当レジのCSVを取り込んでから作業するか、端末やブラウザを分ける運用が確実です。
- 履歴の件数に上限はありますか?
- 件数の上限は設けていません。記録は1日1件で、不要な行はゴミ箱ボタンで個別に削除できます。長期間の記録を確実に残したい場合は、月末などの区切りでCSV出力を控えとして残しておくと安心です。
※このツールはサーバー送信・通知・共同編集は行いません。計算はすべてお使いの端末内で完結します。金額の最終確認はご自身の責任で行ってください。
※ 入力はブラウザ内保存のため消えることがあります。大事なデータはCSVで保存してください(データの取り扱い)。