用語統一・一括置換
NG語→推奨語の辞書を登録し、対象テキストを一括置換します。最長一致・1パス処理で、二重置換(サーバ→サーバーが「サーバーー」を作る)や循環(推奨語が別ルールのNG語)を防ぎます。置換前にプレビューとルール別件数を確認できます。どの語に統一するか迷ったら表記ゆれチェッカーで候補を洗い出せます。
1. 置換辞書(NG語 → 推奨語)
置換したい語(NG語)と、統一後の語(推奨語)を登録します。「有効」を無効にするとそのルールは適用されません。NG語が別のNG語を含む場合は長い方が優先されます。
2. 対象テキスト
置換したい文章を貼り付けます(ファイル取込も可)。
3. プレビュー(置換箇所をハイライト)
4. ルール別 置換件数(0件・無効も表示)
5. 置換結果
結果テキスト(「置換を実行」で確定)
操作
結果は「置換を実行」を押してから取得できます。辞書やテキストを変更すると、再実行が必要になります。
使い方(3ステップ)
- 辞書を登録 — NG語(置換前)と推奨語(置換後)を表に入れます。CSVで保存した辞書を取り込むこともできます。
- テキストを貼り付けてプレビュー — 対象テキストを入れると、置換箇所がハイライトされ、ルール別の件数(0件・無効も含む)が表示されます。
- 置換を実行して取得 — 「置換を実行」で結果を確定し、コピー・テキスト出力で持ち出せます。
画面の例

活用シーンと運用のコツ
こんな場面で使えます
- 納品前の原稿校正(編集・ライター) — 媒体ごとに長音記号(サーバー/サーバ)の規定が違うため、媒体別の辞書CSVを用意しておき、納品直前に切り替えて適用します。長い原稿は「テキスト取込」で読み込めます。
- 社名・組織名の変更対応(総務・広報) — 合併や組織改編のあと、案内文や規程に残る旧名称を新名称へ更新します。旧社名・略称・英字表記をひとつの辞書にまとめておくと、次の改称時にも使い回せます。
- マニュアル・ヘルプの用語統一(情シス・サポート) — 複数人で書いたページの「スマホ/スマートフォン」のような揺れを公開前にそろえます。用語集の語だけを辞書にしておけば、書き手が交代しても基準は変わりません。
運用のコツ・注意点
- 短いNG語は切り分けて使う — 2文字程度の語は別の単語の一部にも当たります。前後の文字を含めて長めに登録するか、疑わしいルールを一度「無効」にして件数の変化を見ると原因を特定できます。
- 0件のルールは表記のずれを疑う — 効くはずのルールが0件なら、NG語の全角・半角や送り仮名が原稿側とずれている可能性があります。
- 自分用の辞書は空から作る — 初期状態はサンプルの辞書です。「すべて消去」で空にしてから登録すると、サンプルの語が混ざりません。当面使わないルールは削除せず「無効」にすれば、件数表に残るので後から戻せます。
- 印刷レポートを校正記録に — 「印刷」ボタンで作成日・置換箇所の合計・ルール別件数のレポートを出せます。校正の記録として残せます。
よくある質問
- 「サーバ→サーバー」で、すでに正しい「サーバー」が「サーバーー」になりませんか?
- なりません。このツールは最長一致で、すでに推奨語(サーバー)になっている箇所を保護してから置換します。またNG語が別のNG語を含む場合は長い方を先に適用し、同じ長さなら辞書の並び順(先の行)を優先します。
- 推奨語が別のルールのNG語になっている(循環)場合は?
- 置換は左から右へ1回(1パス)だけ行い、置換した結果は再走査しません。したがって「A→B」「B→C」という辞書でも、元のAはBで止まり、Cにはなりません(意図しない連鎖を防ぐため)。元のテキストにもともとBがある箇所は、通常どおりB→Cが適用されます。件数表で各ルールの適用回数を確認できます(効いていない0件ルールも隠さず表示します)。
- 入力したデータはどこに保存される?
- 辞書と対象テキストは、お使いのブラウザ内(localStorage)にのみ保存され、サーバーには一切送信されません。辞書は「辞書CSV出力」で保存でき、別の機会に「辞書CSV取込」で再利用できます(#YOUGO形式)。
- ブラウザを閉じると、置換結果は消えますか?
- 辞書と入力した文章は自動保存され、次に開いたときに復元されます。ただし置換結果の欄は空の状態で開くため、もう一度「置換を実行」を押してください。同じ辞書と文章なら結果も同じです。ファイルで残すなら実行後に「結果テキスト出力」で保存できます。
- 推奨語(置換後)を空欄にするとどうなりますか?
- そのNG語は文中から取り除かれます。「(株)」のような不要な語をまとめて消す使い方ができます。置換後の文字が無いためプレビューでは目立ちませんが、削除した回数はルール別件数表に集計されます。反対にNG語(置換前)が空欄の行は置換の対象外で、件数表では状態が「空欄」、置換件数が「—」と表示されます。
- アルファベットの大文字・小文字は区別されますか?
- 区別されます。NG語「web」は「WEB」や「Web」には一致しません。大文字・小文字の揺れもそろえるには、「WEB→Web」「web→Web」のようにパターンごとにルールを登録してください。
※このツールはサーバー送信・通知・共同編集は行いません。置換はすべてお使いの端末内で完結します。単純な文字列一致で置換するため、文脈判断が必要な語や、短いNG語による過剰な置換にはご注意ください(件数表・プレビューで必ずご確認ください)。
※ 入力はブラウザ内保存のため消えることがあります。大事なデータはCSVで保存してください(データの取り扱い)。