表記ゆれチェッカー
テキストを貼り付けると、同じ語なのに書き方が違う「表記ゆれ」(サーバー/サーバ・Web/WEB・行う/行なう など)を検出します。形態素解析は使わず、決まった規則で判定します。置換はしません(検出専用) — まとめて直したい場合は用語統一・一括置換ツールをご利用ください。
検出方式(決定的):
① カタカナ語=カタカナ連続(3文字以上・2文字語は対象外)を、半角→全角・中黒/空白・末尾長音(ー)を除いたキーで比較。
② 英数語=英数字連続(2文字以上)を、大文字/小文字・全角/半角を同一視して比較。
③ 送り仮名・漢字=内蔵辞書(行う/行なう など約30組)の出現照合。
同じキーで書き方が2種類以上あればゆれとして提示します。
1. テキストを貼り付け
チェックしたい文章を貼り付けてください。ファイル(.txt / .csv)からの取り込みにも対応(Shift_JIS・UTF-8を自動判別)。行番号は貼り付けた文章の行に対応します。
2. 検出サマリ
3. ゆれグループ一覧
使い方(3ステップ)
- テキストを貼り付け — チェックしたい文章を「テキストを貼り付け」欄に入れます(ファイル取込も可)。
- ゆれを確認 — カタカナ語・英数語・送り仮名/漢字のゆれグループが、各表記の出現回数・出現行・多数派とともに一覧表示されます。
- 統一方針を決める — 多数派を参考にどの表記に揃えるか決めます。実際の一括置換は用語統一・一括置換ツールで行えます(結果はCSV・印刷でも持ち出せます)。
画面の例

活用シーンと運用のコツ
社内マニュアルや手順書の改訂では、複数人で書き継ぐうちに「サーバー/サーバ」「ログイン/ログイン」のような表記の混在が起きがちです。改訂の締め切り前に全文を貼り付けてゆれを洗い出し、多数派を参考に統一方針を決めてから用語統一・一括置換ツールで直す、という二段構えにすると修正漏れを減らせます。
ブログや連載記事を書く方なら公開前の推敲に使えます。書いた時期によって「問い合わせ/問合せ」「Web/WEB」は揺れやすいためです。卒業論文やレポートの提出前チェックにも向いています。「行う/行なう」「全て/すべて」のような送り仮名・仮名書きのゆれは自分では気づきにくいため、提出前に一度通す価値があります。
- 全文をまとめて貼る — 章ごとに分けてチェックすると、章をまたいだゆれを見逃します。同じ文書はできるだけ一度に貼り付けてください。
- 多数派が正解とは限らない — 「多数派」の表示は出現回数が最も多い表記を示すだけです。組織の用字用語ルールや媒体の表記基準がある場合はそちらを優先してください。
- 意図的な使い分けも検出される — 英数語は大文字・小文字を同一視するため、製品名の「WEB」と一般語の「Web」のような書き分けもゆれとして表示されます。直すかどうかは文脈で判断してください。
- 記録はCSVで残す — 自動保存されるのは入力テキストのみで、検出結果自体は保存されません。記録を残したいときは「結果CSV出力」を使ってください。
よくある質問
- どんな表記ゆれを検出できますか?また検出できない限界は?
- カタカナ語の長音ゆれ(サーバー/サーバ)、半角・全角の違い(サーバ/サーバ)、英数語の大小・全半角(Web/WEB/web)、内蔵辞書にある送り仮名・漢字ゆれ(行う/行なう、見積もり/見積り/見積 など約30組)を検出します。形態素解析を使わないため、辞書にない送り仮名ゆれや、文脈で意味が変わる語(同じ綴りでも別の語)は検出・区別できません。カタカナは2文字以下の語を対象外にしています(短い語は誤検出が多いため)。あくまで機械的な候補提示であり、最終判断は人が行ってください。
- 検出したゆれを自動で直せますか?
- このツールは検出専用で、自動置換はしません。どの表記に揃えるかは文脈により判断が必要なためです。統一する表記を決めたら、用語統一・一括置換ツールにNG語→推奨語を登録して一括置換できます。
- 入力したテキストはどこに保存される?
- すべてお使いのブラウザ内(localStorage)にのみ保存され、サーバーには一切送信されません。入力中のテキストは端末に保存され、次回開いたときに復元されます。保管にはファイル/CSV出力をご利用ください。
- 結果CSVには何が出力されますか?Excelで開けますか?
- 種別(カタカナ語/英数語/送り仮名・漢字)・グループ・表記・出現回数・出現行・多数派(○印)の列で、ゆれグループの各表記が1行ずつ出力されます(1行目は管理用ヘッダー、2行目が列名)。文字コードは先頭にBOMを付けたUTF-8で、Excelでも文字化けなしに開けます。ファイル名には出力日が付きます。
- 出現行の表示が途中で「ほか」になるのはなぜですか?
- 出現行は各表記につき先頭5行まで表示し、それ以降は「ほか」とまとめています(CSV出力も同様です)。同じ行に同じ表記が複数回あっても行番号は1回だけ記録し、出現回数の欄ではすべての出現を数えます。全箇所の特定にはエディタの検索機能を併用してください。
- 「インターフェース/インタフェース」のゆれが出ないのはなぜですか?
- カタカナ語で無視するのは末尾の長音符だけで、語中の長音の差は別の語になります(「サーバー/サーバ」は同じ組)。中黒も無視され「ユーザー・インターフェース」は中黒なしと同じ組、数字も英数語なので全角「10」と半角「10」も並びます。
※このツールはサーバー送信・通知・共同編集・辞書の自動追従は行いません。検出はすべてお使いの端末内で完結します。内蔵辞書は一般的な組み合わせに限られ、専門用語・固有名詞の表記ゆれは検出できない場合があります。
※ 入力はブラウザ内保存のため消えることがあります。大事なデータはCSVで保存してください(データの取り扱い)。