家の非常時の備蓄をどこまで準備すればいいかわからない
まずは3日分、余裕ができたら1週間分へ広げます。首相官邸は最低3日分の水・食料の備蓄をすすめ、大規模災害には1週間分が望ましいとしています。
量は「日数×人数」で数え、飲料水は1人1日3リットルが目安です。
品目は水・食べ物・食べ物以外(熱源・トイレ用品)の3つに分けて抜けを見ます。
- 何日分にするか決める(まず3日分)
- 水を数える: 1人1日3リットル×日数×人数
- 食事の回数を数える: 1日3食×日数×人数(この記事の数え方)
- 熱源とトイレ用品をそろえる
- ふだんの食品で回しながら買い足す
- 決めた日数分がそろったら一区切り
備蓄が決めにくいのは「多いほど安心」で終わりがないからです。公的機関の目安で「何日分」を先に決め、量と品目を逆算します。
※日数や本数は2026年11月時点の首相官邸・農林水産省の目安です。買い足す前にリンク先も確かめてください。

1何日分にするかを決める
首相官邸は最低3日分の水・食料の備蓄をすすめ、大規模災害発生時には「1週間分」の備蓄が望ましいとしています。農林水産省は、食品は「最低3日分~1週間分×人数分」が望ましいといわれているとし、地域の状況に応じて2週間分など多めに備えることも大切だとしています。
最初から1週間分では棚も予算も足りなくなりがちなので、この記事ではまず3日分、次に1週間分の2段階をすすめます。多めにするかは、自治体の防災ページやハザードマップを見て決めます。
出典: 災害への備え 事前にできること / 災害時に備えた食品ストックガイド(1)
2日数と人数から量を数える
首相官邸の目安「1人1日3リットル」で数えた場合(この記事の計算)
水は首相官邸の「1人1日3リットルが目安」で数えます。農林水産省は、この3リットルを「飲料水+調理用水」としています。トイレを流す生活用水は別で、首相官邸はポリタンクやお風呂の水を張る備えを挙げています。消費者庁は、子どもが小さいうちは入浴後に浴槽の水を抜くよう呼びかけています。小さい子がいる家はポリタンクでためてください。
食べ物は、この記事の数え方として「1日3食×日数×人数」の回数分の主食とおかずをそろえます。
出典: 災害への備え 事前にできること / 知って備える 家庭備蓄のイロハ / Vol.665 みんなで水の危険を回避!
3品目を3つに分けて抜けを見る
- 飲料水: 1人1日3リットル
- トイレなどの生活用水は別に
- 主食: パックご飯・乾麺など
- 主菜: 肉や魚の缶詰・レトルト
- 日持ちする野菜・野菜ジュース
- カセットコンロとボンベ(本数は農林水産省の目安)
- 携帯トイレ・簡易トイレ
- トイレットペーパー・ティッシュ
この3つは全部そろえます。農林水産省は、災害直後は炭水化物ばかりになりがちだとして、たんぱく質をとれる缶詰や日持ちする野菜も備えるよう案内しています。カセットボンベは「1人/1週間当たり、カセットボンベ約6本の備蓄が必要」としています。1週間分の目安なので、広げる段階でそろえます。マッチやろうそくなどは、首相官邸の「備蓄しておきたいもの」で確かめてください。
乳幼児、高齢者、慢性疾患や食物アレルギーの方などがいる家は、農林水産省の要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイドも確かめてください。
出典: 災害への備え 事前にできること / 災害時に備えた食品ストックガイド(3) / 災害時に備えた食品ストックガイド(7)
4ふだんの食品で回しながら量を保つ
農林水産省は、普段の食品を少し多めに買い置きし、古いものから使って使った分を買い足す「ローリングストック」を紹介しています。置き場所は買い置きの把握と棚の落下対策も参考にしてください。
そろえたつもりでも足りない時のチェックリスト
決めた日数と人数はメモにして棚の近くに貼り、1週間分へ広げるときの基準にします。